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支援の需要と人の供給
2010 / 12 / 12 ( Sun ) なんだかいきなり固いタイトル。
9月に国際交流センターの外国人向け料理教室でにわかインストラクターをした すーじ。そのとき、韓国のお菓子作りを教えていたYさんに、 12月の岡山市のとある外国人支援団体のパーティーで、和食を作って くれる人を探している、と言われ、何も考えないで二つ返事でOK。 その後12月にはToastmastersだけでも岡山例会、千里例会、高知訪問、 徳島10周年記念パーティーと行事が目白押し。その上大学の科目取得試験まで あることにあとになって気づく。12月の土日はないも同然。 とはいえ、すーじは岡山に来てからというもの、「主婦」としての属性を あまり活用していない。そう、奥さまとしての交流をほとんど持っていないのである。 その団体にはすーじの岡山人脈では欠落している主婦がたーくさん。 セレブ妻を目指すなら、そういうのも必要だとパーティー参加を快諾した次第。 いや、べつにセレブ妻目指してないけど。 そんなわけでYさんともメールのやり取りをし、メニューを考えたのだが パーティーではいろいろな国からきた奥さま方がお国の料理を用意するとのことで、 すーじは和風のサラダを用意することに。で、何人前かをYさんに聞いたところ、 出席者は100人を超える、とのこと。 そんなに大量の料理、今までの人生で一度も作ったことないぞ。 まるで給食のおばちゃんだな、と思いつつ、業務用食材屋さんで プラスチックの大皿を用意。 ![]() お寿司に見えないこともない、シーフードたっぷりのごま油ドレッシングサラダ。 キラキラするのでいくらも散らす。 ここですーじはたくさんの人と知り合った。韓国人の奥様YさんやKさん、 他にもフィリピンやインドネシア、そしてもちろん日本人、とさまざまな国籍。 みんな岡山にどっかり根を張って生きている。そして自分の住んでいる街を、 外国人のためだけじゃなくて、みんなのためにもっと住みよくしている。 すーじが理想としている、会社や学校じゃなくても、社会に関わって 世の中を形成する、世の中に何かをもたらす団体が、 こんな身近にあったことに、驚きを覚える。 その団体の代表さんと、少しお話したすーじ。 「世の中には支援が必要な人はいっぱいいる。その一方で誰かを 助けたいと思っている人もいっぱいいる。そのための制度もたくさんある。 だけど必要な人にそんな支援があるということがなかなか伝わらない。 だから少しでも、助けてくれる人や場所はあるのだということを、 助けてくれる人はここにいるのだということを、伝えていきたいんです」 生きていくうえで人とのつながりが必要なのは誰もが同じ。 でもそれを適切な場所で「必要です」と声を上げないと、なかなか そのつながりを確保できない。そこさえ理解すれば生きていくことは さほど難しいことではない、とすーじは常々思っている。 こういう小さな社会活動が、今の殺伐とした世の中を、少しずつ 変えていけるんじゃないかと、そして支援の需要と人の供給のバランスを 少しずつ改善できるのではと、暖かな気持ちで会場を後にする。 |
いつだってランベス・ウォーク
2010 / 12 / 05 ( Sun ) いつもToastmastersの話題だと、飲んだとかはしゃいだとかそんな話ばかり
書いているので、いつかDistrictからおしかりを受けるのでは、と びくびくしているすーじ。たまには真面目にスピーチしたって話でも書いてみよう。 高知の例会に参加した翌日、朝早くから特急に乗り、岡山に戻る。 そう、この日は岡山の例会。しかも忘年会つきなので会場は「かに道楽」 すーじはあまりAcademicなカッチリスピーチが得意ではないのと、 忘年会だからということでちょっとはいつもよりはじけてもいいんじゃないの? ということで温めていたネタがあった。 そう。例会で歌って踊りたかったのである。 昨年、Tall Taleスピーチを考えるときに、参考にと何かミュージカルのビデオでも、 と思ってたまたま目にしたのがあの天海祐希の宝塚歌劇団退団公演、 「ミー・アンド・マイ・ガール」 そういやすーじが学生時代歴女だったのは、小学校の時母親に連れられて 宝塚歌劇の「新源氏物語」を観たのがきっかけ。なつかしや、と思いながら DVDを観ていて思ったのが 「こういうの、自分でできたら楽しいだろうな」 で、Toastmastersというのは自分で好きに舞台を演出できる場であることを フル活用し、ミー・アンド・マイ・ガールでの一番盛り上がる楽曲「ランベス・ウォーク」を スピーチの中で歌い踊ってみたい、とずっと思っていたのである。 そういやazumaさんがいつぞやのWorkshopで、「スピーチはconclusionから作れ」と のたまっていたことを思い出す。よし、ではスピーチの最後にランベス・ウォークで 歌い踊るから、そこに持って行ける話を作ろう!と策を練る。そしてそれは 一番盛り上がれる忘年会の例会で披露しようと心に決める。 でもなぁ、やっぱり宝塚は衣装よなぁ。羽を背負うわけにもいかないし、と 考えていたら、なんとこの例会の前日の、会社の忘年会で総スパンのジャケットを 着用している人発見! 「すみません、明日どうしてもこれ使いたいんでぇぇ、今日借りて帰っていいですかぁぁ!」 いやこれ会社の備品なんで、と渋られているにもかかわらず、ジャケット奪い取るすーじ。 ついでにその時使用されていた鈴2つも略奪していく。そうやって、万全の準備体制で 当日を迎えたすーじ。 気持ちいい! そうやってしたスピーチの感想は、まさにこれにつきる。 他のメンバーがどう思っていようが、ドン引きしていようが関係ない。 すーじは自分に与えられた10分間を、ミー・アンド・マイ・ガールの主人公、 ビルになったつもりで、そして最後は宝塚のフィナーレを飾る大階段を最後に降りてくる トップスターの気分でラストに踊り歌う。スピーチは自分のためにやるものである。 聴いている人のためではない。10分間は私のものだ!という気分でやり通したスピーチは、 これが最初で最後かも。 で、この話のどのあたりが、真面目なスピーチの話なのかと。 テーマ:Toastmasters - ジャンル:学問・文化・芸術 |
龍馬な夜は昭和歌謡とともに
2010 / 12 / 04 ( Sat ) Areaガバナーとしてのお仕事のひとつにクラブビジットというものがあるが、
すーじは周囲の人からよく 「Area54は範囲が広いから大変ですね」 といわれる。確かに岡山以外はみな四国のクラブなので、 必ず海を渡らなければならない。移動も財布も大変だ。 だけど実はすーじはこれを楽しみにガバナー業をやっている。なぜなら 何よりも派手に飲めるから、である。 しかもArea54、四国のクラブは高松も徳島も高知も旨いものの宝庫。 これだけでも至極の楽しみ。 で、前回のクラブビジットのとき、「忘年会も来ますから!」と声高らかに 宣言してあった高知トーストマスターズクラブにお邪魔する。 これ、完全なプライベートでの行幸で、決して公務ではないのである。 とにかく前回のあのおいしい酒が忘れられず、そしてあの熱気が忘れられず 楽しみにしていた12月がようやくやってきたのである。 この日はNHK大河ドラマ「龍馬伝」最終回放送後の最初の週末。 岡山からの特急「南風」は満席。絶好の高知日和である。 前回も高知の例会はすごくレベルが高い、と思ったのだが、今回はさらに パワーアップ。ウィットの利いたTable Topicsやクールなスピーチ、 和気あいあいのWorkshopなど、老舗クラブ顔負けの盛りだくさん例会。 ちくしょー、岡山最近ここまで盛り上がってないかも、と内心悔しがる。 で、例会の後はお楽しみの忘年会。どこのクラブでも例会の出席者にくらべて 飲み会参加者は多少少なくなるが、高知だけは違う。ほぼ全員が参加する。 そして例会に来られなかった人もなんとかこの会には駆けつける。 会が始まってしばらくすると、みんな席を動く移る移動する。 そう、同じ人とばかりこじんまりしゃべるのではなく、とにかくたくさんの人と 話す姿勢マンマン。そしてみんな上手に相手のグラスに酒を注ぐ。 いやーこの人たちの飲み方ってほんとスマートだわ。 2次会はクラブの重鎮ともいうべきGさんがいきつけのお店に全員をご招待。 日本の一番元気だったころを彷彿させるようなそのバーで、出てきたお酒がFizz これもまた昭和の香り。こういうお店にはこういうのがなきゃ!と Gさんを誘って「銀座の恋の物語」をデュエットするすーじ。 伊達にバブルのころに一般職OLだったわけではない、歌いこんだ昭和歌謡を 披露してご満悦。Gさんよりどう見てもノリノリ。 で、日本人のほとんどが忘れてしまったこの昭和なバーが なぜ高知でここまで健在なのかを、すーじは少し考えてみた。 きっとそれはすーじが高知でいつも垣間見るもの、日本の未来を考え、 それについて熱く語り、理想を唱える。現代の日本人がすっかり失ってしまった 「ニッポンの夜明けを考える」雰囲気と力がこの土地にはまだ息づいているのだろう。 だから、日本がそんな時代だったころの社交場が廃ることなく盛況でいられるのでは、 などと思いながら、真冬の夜の熱い会話に、また来ると約束をするのである。 テーマ:Toastmasters - ジャンル:学問・文化・芸術 |
女子大生とお呼びっ!
2010 / 11 / 29 ( Mon ) 10月から、すーじはある大学の通信教育部で政治経済学を学んでいる。
Toastmastersの活動を通して、そして転勤族の嫁として日本各地を 渡り歩いていて、会社や学校などの社会属性以外で、人はどのようにして 社会とかかわっていけるのか、いったんそのかかわりの連鎖が切れたときに、 どうやって別のかかわりを見つけるのか、またはどうやって元に戻るのか、などと 考えるようになった。 平たく言えば、たぶん人は人とのかかわりを持たないと生きていけないので、 どうやって自分が快適に過ごせるコミュニティを見つけたり作ったりできるんだろう、 と思うようになったのがきっかけ。 ということで、決して学歴ロンダリングでも、女子大生と呼ばれたいというわけでもない。 とはいいつつも、Toastmastersで「今月から女子大生です」とのたまい、Masashiくん Soyaくんの若者男子から冷たい視線を投げかけられたりしているのだが。 で、今回初めてその大学でのスクーリングに参加。大学は東京にあるのだが、 今回参加するスクーリング会場は広島。いつももみじトーストマスターズの例会で 御厄介になるYちゃんの家に1日目は宿泊。たまたまこの日はもみじの女子メンバーが Yちゃんちでパジャマパーティーをすることになっており、ちょうどよかったわ、 と喜んでYちゃん家に向うも すーじ、10時に就寝してしまう。 そう。この日は経済原論の授業だったのだが、朝9時半から18時半まで、延々 授業を聞くというのは学生の時でもそうなかったことで、新しい知識を半端じゃない量 脳に放り込んだのがそうとうキツかったのか。楽しそうな面々を横目に、さっさと寝てしまう。 で、翌日もきっちり授業。隣の席の女性としばしお話。鹿児島から来たその女性は 今年で通信5年目、ようやく卒業とのこと。すーじのように3年次編入ではないので 体育や語学の授業もこなしてきたとのこと。すーじが履修届ですでに挫折しそうだったというと、 レポートの出し方、授業の取り方など事細かく教えてくれる。高校時代の部活の先輩が 「大学は視力と人脈」と豪語していたのだが、その言葉を20年以上たってから噛みしめる。 そして、最終日の3日目は試験がある。そのためにホテルに8時に戻り、なんと2時近くまで 勉強したすーじ。こんなにまじめに机に向かったのは何年振りか。 でも当日の試験、問題用紙を目の前にすると昨日勉強したことをすっかり忘れている自分に 愕然とする。ああ年を取るとこうも頭が動かないのだ、と不甲斐なく思う。 「最初はだれでもそうよ」と隣の席の女性になぐさめられる。ありがたや。 こうやって始まった学生生活。はたして何年かけて卒業できるのか。 |
幸せの共有 - 熊本狂想曲エピローグ
2010 / 11 / 21 ( Sun ) コンテストも終わり、それぞれの帰路につくメンバーもいたり、
お昼からのCouncil Meetingの前にお昼を食べるひともいたり、と 混沌とした会場の中を、挨拶をしたり、連絡先を交換したり、などしていたら お昼を食べる時間がない。買いに行こうと会場の隣のデパートに行くも、 財布の中身がすっからかんということに、担担麺のお店に入ってから気付く。 で、仕方なくお店のひとに詫びつつ出て、会場に戻りCouncil Meetingに。 ここでまた今期District Officersは如何なくその能力を発揮。 いつもグダグダで時間延長をしたり、途中で時間切れになって中抜けしていく 人が多い中、なんと1時間前に議事すべて終了。すごいぞこれは。 で、帰りの電車の時間まで、少し時間があいたので熊本ラーメンを食しに YoneSouと街に繰り出す。うまい。思ったよりあっさりのラーメンに舌鼓。 azumaさんはこの味をちゃんと堪能できたんだろうか?いやきっとしないわけがない、 などと考えながらおいしいスープを飲み干す。 はぁ。食べた、飲んだ、しゃべった、歌った、踊った、泣いた、笑った。 とにかく自分をつかさどる感情のすべてを使い切ったような、この充足感。 帰りの電車の中で、昨日のPartyでの一連のイベント、居酒屋での盛り上がり、 コンテストのことなどを語り、しばしの思い出に浸るすーじ。 なんだか、なんだか、うまく言えないのだが、とにかくしあわせーな、 ほのぼのした、三谷幸喜のドラマを観た後のような、「よーし、明日からも もうちょっとがんばってみるか」という気持ちで電車に揺られる。 これから結婚するのも、コンテストで優勝したのも、どちらもすーじではない。 でもなんだか、そうしたことが自分のことのように、いやそれ以上に とてもうれしいと思えるのってなんでだろう。そういうのが、Toastmastersの Conference。そう、この会って単純にコンテストをしたり、会議をしたり、 勉強をしたりするだけじゃなくて、そんな幸せの気持ちを、みんなで共有するために あるんじゃないかな、と。 で、この熊本の一連の記録のタイトルを、このようにつけたわけである。 テーマ:Toastmasters - ジャンル:学問・文化・芸術 |




